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chuck berryのギター [ロック]

チャックベリーの正式なアルバムに特に魅力は感じないのだが、
チャックベリーのいい加減な編集盤を聴くと、彼のギターの凄さを感じる。
ライブとか、テレビやラジオのショウの寄せ集め盤だと、アドリブや適当に流している
時の彼のルーズなギターソロや、適当に曲を終わったりするのを聴けて素晴らしい。
ジョニーサンダースが70年代に造り上げたと思っていたルーズなギターは
既にチャックによって編み出されていたのだ。

つまり、ジョニーサンダース以降、彼より格好いいルーズなギター
を弾くものがいないことを考えると、チャックは60年先を行っていた
ということになる。

正規盤より多少いい加減な奴を勧めます。
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WDRS/the wanderers(japan)/picky boys [日本]

スティーブジョブスやビルゲイツが1955年生まれで、そのあたりに産まれてないと
コンピューター産業の礎を作れる人物にはなれなかった、とよく言われるように、
たまたまその時に産まれたという偶然性が欠けているとムーヴメントを作ることも
参加することも出来ないというのは本当のことである。

ワンダラーズが再開したらしい。
かつて、関西Oi界では異色のロカ混じりながら中心バンドとして活躍していたバンドである。
関西oi/skins黎明期、1967年組が関西のシーンを勃興したと言ってもよい。
クラッカージャックス、ワンダラーズ、ハンプティダンプティなど、人材、バンドともに豊富な学年(あえて使おう)なのである。
イケイケの勢いやら強面ばかりが評されがちだが、そんなことはない。
当時の関西はコンチネンタルキッズ/ビートクレイジーを通じないとなかなか若いバンドが出る場所なんて
なかった。ビークレが悪いんじゃない。彼らも場所の確保に苦労し、信頼を積み上げてきたのだろう。ただ、若いコネクションのないバンドや、毛色の違う連中には目の上のたんこぶだった。

コンチ/ビークレにすり寄っていく連中が多い中(それは仕方ないことかもしれない)、若きスキンヘッズたちは自分たちで場所を開拓し、プレイし始めた。大阪のゲート3を中心に自主企画を行い、集客できるようになり、続けることができるようになった。彼らは真剣に音楽と向き合っていたし、彼らは「出る」「演る」というごく底辺の部分から、地道に努力をしていた。努力もなしにでかい面をしていたわけではないし、様々な素性のバンドが存在したのだ。そこを端折って「右翼」だ「ナチ」だ「大阪スキンズ」だと全部にレッテルを貼っていった東京、東京発の情報の軽率さには本当にあきれかえるばかりか、怒りさえ感じるのである。

というわけで、関西oi/skinsシーンにとって1967年世代という重要な一翼を担っていたバンドだということは覚えておくべきである。担ってない!と本人たちからは言われるかもしれないが、この曲はそういう背景を思い出させる、忘れえぬ名曲なのである。


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REBECCA / COTTON TIME [日本]

レベッカ。割と好きでした。実は。
この歌、たまたま聞きました。最近。
この歌、夏の夕暮れのドライブには最高でしたな。

レベッカⅣ。名盤ですよ。このアルバムと、シングル盤数曲しか知りませんが。
同アルバムではメイビートゥマロウとか、ロンドンボーイとか、印象的ですよ。
歌詞は、うーん、まだ若者が上昇志向に希望を持っていられたギリギリ
の時代の境目をよく歌っています。
「今は若くて辛いけど、でも明日は来る」
という一貫したテーマがあります。
 
今の時代の歌は同じ若い時代を謳っても
「とりあえず明日が来るからとりあえず今日を生きよう」
という歌詞が多いですね。
言ってる意味は同じなんだけど...ニュアンスがね。

サウンド的には80年代後半のエレポップサウンドの極致ですね。
他のポップバンドと一線画すくらいよくできてます。
リズムとシンセベース中心のリズムが強くて、ギターが後ろで。
まあ、言ってしまえばマドンナサウンドなんだけど。
このアルバムじゃないけどラブイズアキャッシュなんてもろマテリアルガールだし。
でも声も良くあってるし、時代っぽさも良かったんじゃないかな。

ノッコって失礼ながら全然美人じゃなくて、体もペッタンコで、なのにマドンナワナビーな
パフォーマンスやってたんだけど、あれはいらんかったけど。
でも、どの曲も良くできてたし、日本のポップの名盤でしょう。
その後、ラズベリードリーム、ロンリ―バタフライとエレクトリックサウンドから離れて行く
のだが、その当たりのロウサウンドとの兼ね合いも好感度高し。
その後はよくしらない。

george du boseによるひざまづいて歌うマドンナの無名時代の写真は有名であるが、
そこから上昇していくマドンナに自らを重ねられる時代だったんでしょう。

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It’s alive!/Ramones DVD [NYpunk]

なにも言うことはないのである。
あれが見られるのである。
パワフルで、最高である。
ラモーンズのドラムはトミーが最高である。
ジョーイも元気である。
ジョニーもド迫力である。

でもこの映像のハイライトはディーディーでしょう。
かっこいい。とにかくかっこいい。
飛び方、頭の振り方、髪のなびき方、ベースの扱い、カウント。
全く隙がない。

特にアンコール後のdo you wanna dance?での
”do you doyou doyou doyou wanna dance”という
あのバックコーラスのセクシーなこと。
最高である。
Dee Deeを超えるベーシストはやっぱりいない。
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the clash/london calling

このアルバムはこれ以降のロックのすべての預言書になった。
あらゆる要素が入っている。
しかもかっこよく。

ミックジョーンズは「初めて自分達らしいものができた」のが本作だと語ったらしいが、
ほんとに他に類するものがないアルバムである。
音はシンプル、曲はポップ、どの要素も古くも新しくもないのに
唯一無二なところがこのアルバムのすごいところ。
他の誰のどのアルバムも比べるものがない。

タイトル曲以外の音の作りは「隙」がいっぱい作ってあって、
轟音ではないし、演奏が上手に聴こえるわけでもないし、
甘い曲もたくさんあるのに、十分かっこいいパンクロックに仕上がっている。
レゲエもロカビリーもルーツロックっぽいのもあるのに黒人風に唄いこむこともなく、
ジョーストラマーの素の歌声である。古くも新しくもない。これもすごい。
間違いなく歴史上最高の声を持つ男の一人なのだと思う。

いくつかの曲がジャムセッション風に終わっていくところは帰って印象的だ。
レゲエ的。実験的な雰囲気。

あと、なんとなくセンチメンタルな曲調がちりばめてあって泣かせる。
しかも男くさい感傷。男の子は好きなんじゃないかなあ、
こういうメロディ。僕は大好き。
ミックの甘口ソングも際立っている。

トッパーのドラムは絶好調でハイハットの使い方とかすごい格好いい。
この間youtubeでトッパーが2010年にパブみたいなとこでプレイしてるのを見たけど
めっちゃ格好良かった。

2枚組のアルバムなのに、長ったるさもないし、飽きない。
当時は10曲くらいで1LP、て感じだったのに、2枚組。
レコード会社はわけわかんなかっただろうなあ。
今これくらいのボリュームのアルバムは常識だろうけど、当時としては実験的。
パンクバンドが2枚組?しかもポップ?

というわけで全員のソロアルバムみたいなくらいキャラクターがそろってる。

え?ポールのことが書いてないじゃないかって?
このジャケットだけで十分だろ!
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motörhead/Ace of spades [ロック]

私はハードロックはキッス以外興味なく、ヘビーメタルはモーターヘッド以外ににほとんど興味がない。
アイアンメイデンもAC/DCもヴェノムもどうでもいいのである。

こないだ、よくyoutube にある、「ギターの弾き方」みたいなやつで、
女の子がこの曲をやっているのを見た。
スタイルの良さもさることながら、この女の子の弾くギターがまたかっこいいのだ。
久しぶりにギターを引っ張り出してきて、真似して弾いてみた。
半日ギターと取っ組み合いをしたが、指は全然動かず。ソロは適当に流してやってたが、
これがすごく楽しかった。
この曲を延々半日に渡って聞くことになったわけだが、
この曲はやっぱりいい。
それだけ。
解説要らんでしょ、この曲。
3分後には気分はヘルスエンジェルス。

昔、マイクスタンドをレミーの真似をして高々とのばしてプレイしていた。
ベースを弾いていたので。

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D.O.A./world war Ⅲ [PUNK]

カナダの重鎮DOAであるが、
動画を見るにつけ、 Chuck Biscuits / drums+ Randy Rampage/bass
時代のDOAは最高!
チャックの立ちあがるほどのアクション、手数の多さ、細かいロール
など、すべて完ぺき。
my favorite drummerの一人。(てかナンバーワンか)
マーチングバンドの経験が背景にあるらしい。
ランディは....あのジャンプの写真の通り!何か説明が要る?

1stLP、something better change は最高であることは間違いない。
ほんとにめちゃめちゃ聴いた。当時私は15-16歳だったんだけど、
チャックって1歳だけ年上だったっことを随分あとで知って
「えええええ!」と改めて衝撃を受けた。DOA結成は13歳!!てことになる。
超早熟!!
(ちなみにシットヘッドは10個くらい上)
なんといってもworld war Ⅲの映像(プロモ?)である。
何回見ても格好いい。チャックはわかい。ぶっ飛ぶほど若い。
というよか幼い。
ランディのブーツの先っぽのテープ補修も最高である。
シットヘッドはシットヘッドである。

DOA、最高のバンドである。もう30年聞いているのだ。恐ろしいことに。
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shadow play/joy division [UK]

joy divisionは耽美的ポストパンクみたいに扱われているけど
メロディラインやリズムは実は正反対に見えるskinheads系の
音楽と案外近かったり影響が見られたりするようですね。
80年代初頭のハードコア-オイの勃興と時代が近くベースを共有している
から似てるのは当たり前なんだろうけど。
両生類から爬虫類や恐竜に枝分かれしていく様子みたいで今聴いても
結構おもしろかったりする。

この曲、そう。
後ろに引っ込んだサウンドがそう思わせないだけで。
当時は全然気がつかなくて、暗い、サウンドの弱いニューウェーブ扱いしてたけど
ダークなフレーズとか、やるだけやってスパッと終わるクールさ
とか、リードというより弦一本びきってとこなんかとか。ベースラインとか。
ライブ映像は特にロウで格好いい。

5年後くらいの後追いなので、シングル-アルバムの流れやリアルタイムのファンの
空気感は僕はわかりません。
今もdisorderなどすっかりヘビロテです。

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shot by both side/magazine [UK]

magazine.リアルライフに収録。
ハワード・デボトはバズコックスで知ったんだけど、
マガジンを聴いたのはこれが最初。

ルックスがあんなだから体が弱そうに見えるんだけど
このアルバムはバズコックスと違う元気さというか、
ねじれてたり、決行飛ばしてたり。
他にもリコイルとかモーターケードとか
佳曲ぞろいで好きです。
わりと各曲調はばらばらで、飛び跳ねるようなパンクとダークなニューウェーヴ
との間にちょうどいるような、居酒屋と割烹と間のような、
時代的な瞬発力を感じるアルバム。

結構。


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sham69/that's life [UK]

何をやらせてもへたくそで、様になっていないバンドだ。
ジミーパーシーは男前だが古い男前でかつおっさん顔のせいか、パンクファッションが
全然似合ってなくて、ふつうの格好をしている方が労働者っぽくて、
労働者ファッションといっても、スキンヘッズ的な様式美もまったくない。
シャツにダボダボのズボン。おっさんだぜ。
映画「ルードボーイ」でおなじみの歌入りの間違い、へたくそな歌。
ビートルズのコピーなんてやるなよ。
ごり押し専門で、とても後にスティヴベイタースとワンダラーズをやる連中には見えない。

あんなにへたくそなバンドがメジャーでやってたこと自体不思議だが、
奇蹟の1stアルバム Tell Us the Truthの迫力、
That's Lifeでの悪の挑発っぷり、 Hersham Boysは 全英8位と奇跡の快進撃。
game までが私のシャムだ。

しかし、何かが引っ掛かったんだろうな。
Angels With Dirty Facesを聴いて映画「汚れた顔の天使たち」を見て、
that's life を聴いて、時計仕掛けのオレンジの本を読んだ。
当時Hersham Boysしか持ってなかった。タイトル曲は最高に好きだった。
付録にif the kids...とborstal...のどうしようもないロングバージョンがついていた。
Gジャンの背中には「Walton & Hersham 1969」と書いた。
好きな曲はほかにもあるけど、that's lifeが一番痛い曲だったかな。
やればできる!の見本やね。
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