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It’s alive!/Ramones DVD [NYpunk]

なにも言うことはないのである。
あれが見られるのである。
パワフルで、最高である。
ラモーンズのドラムはトミーが最高である。
ジョーイも元気である。
ジョニーもド迫力である。

でもこの映像のハイライトはディーディーでしょう。
かっこいい。とにかくかっこいい。
飛び方、頭の振り方、髪のなびき方、ベースの扱い、カウント。
全く隙がない。

特にアンコール後のdo you wanna dance?での
”do you doyou doyou doyou wanna dance”という
あのバックコーラスのセクシーなこと。
最高である。
Dee Deeを超えるベーシストはやっぱりいない。
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patti smith group/distant fingers [NYpunk]

radio ethiopiaより。
アルバムタイトルが最高にかっこいい。
ジャケットも同じくである。

哀愁のpissing in a river、ロックソングpumping、
力強くシアトリカルなタイトル曲も印象的(ダムドのカーテンコールへの継承を感じる)だが、
distant fingersに素のかわいいパティスミスを見る感じがして好きだ。

詩人的アプローチや若干古いギターサウンドには否定的な向きも多いだろうが
(私もその一人だったが)、時代に唾を吐きかけるような、
圧倒的な存在感は比類を見ない。
パティ氏のルックスは完璧だし、写真はどれも最高だし、体現する歴史ももはやストーリーだ。

20世紀を代表する女性の一人ではないかと思う。

一度だけレニーケイ氏にとあるバーでお会いしたことがあったが、
寒い日で、風邪気味で、くたくたで、ろくに話もできなかったことが悔やまれる。

そういえば、パティスミスのアート展に行った時のパンフが家のどこかにあるはずだ。


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NY loose/Bitch [NYpunk]

lower east side rockである。
何といってもvo+G のbrijitte westである。
1stEPだったと思う。当時の名義はnew york loose。
1993年当時、この7インチにはぶっ飛ばされた。
パーソナリティクライシスイントロのあとはブリジットワールドである。
美人。かっこいい。セクシー。声がいい。それ以外に何がいるだろうか。
タイトルは「ビッチ」!

その後loosen up(5曲入)ではちょっと壊れたロックンロールに行ったが、(これも好き)
その後、名曲pretty suicide で本領発揮、
アルバム「year of the rat」では元気いっぱいである。
多少ダルな曲もあるが、前述のpretty suicide、broken,trash the given chance
等は元気いっぱい、sunday morningも愛らしい。
90年代のアイドルである。

知らない方は是非”BROKEN”のPVをご覧いただきたい。
格好いいから!

I'd love to be BROKEN with you Brijitte baby!!

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Kevin K(Road Vultures)/LA VIDA LOCA [NYpunk]

その昔、ニューヨークであるディストリビューターの人から
もらったCDがkevin k氏が在籍していた"road vultures"のアルバム”FIRE IT UP”だった。
よく見るとcheetah chromeが参加している。曲も良かった。
ニューヨークののレコード屋さんで一度だけたまたま会った。
店員R氏に紹介してもらった。かっこよかった。
次のアルバム”RIDE”も直接通販で買った。

その後まさかのkevin k氏日本公演があり、京都で拝観。
めちゃめちゃ演奏がよくて、かっこよかった。
ニューヨークパンク、ロックンロール直系のルーズで粋な演奏だった。

"she"や、”call”も好きだが、”LA VIDA LOCA ”が一番好きかなあ。
かっこいいんですよ。ポップで、ロックンロールで。
はすっぱいホンキートンクぶりも、エンディングのの壊れっぷりも。
lower east sideのどうしようもない雰囲気の歌詞も。
最高に、どうしようもなさ、を格好よく歌ってる感じがして。いいんですね、これが。

明らかにアンダーレイト。もっと評価すべき人物。だろ?


Lower Side boys have dead end lives hanging down on the streets
If you're gonna get off in Alphabet City, know the score or you will get beat
On the Lower East Side

Teenage girls rule the world, move and grove to a latin beat
La vida loca, dope and coke. What's up, baby?
On the Lower East Side

Boodagas C and D
Life in the fast lane calls you and me
Check it out and see

The day wines down and the night creeps up
The streets come alive
Walk that walk, talk that talk
I really dig the vibe
On the Lower East Side

L.E.S. L.E.S.


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Dead Boys #1/young,loud,&snotty [NYpunk]

young,loud,&snotty

NYpunkでは以外にも「異色」の轟音ロックである。
ホームタウン、クリーブランドに近いイギー、MC5といった五大湖の轟音に
彼ら独特のポップセンスとメロディラインが見事に混じっている。
だから、メリハリがあって、60年代をぶっ飛ばした
イギーをさらにぶっ飛ばしているのである。
一見ハード一本やりの曲にもフックが用意されているし、
ポップな曲にも圧倒的なパワーを感じる。
これは他にはない彼らの色である。
どのバンドよりハードで、どのバンドよりポップという特異点
にあるのである。だれもマネできなかったのである。

中学の時買ったVoidoidsの1stのインナーにdead boys are goodと
書かれた壁の落書きの写真を見て、その存在を知った。

ルックスも怖いし、たぶん私生活も相当怖い、と初めて写真を
みたときそう思った。
曲は先に書いたとおりの最高のブツだった。30分程の轟音。
CBGBの恐るべき創造物である。

解散後10数年経ってジェフ・マグナム氏と引きあわせてもらったことが
あり、一緒に酒を飲んだ。興奮してうれしくて、たらふく飲んでしまったで、
最高の夜のことは詳しくは覚えていない。が、忘れられない思い出だ。
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the Mink DeVille/Venus of Avenue D [NYpunk]

willie de ville となると、選択肢は変わるんでしょうが、
ミンクデヴィルとなれば、この曲か”I broke my promise ”です。
いやいや、他にもええのはいっぱいあるんですけどね。
若干暑苦しいところはあるんやけど。
you just keep holding on 、this must be the nightなんて好きですし。
どんどん進化していく。でもその原点的この曲で。

大体、タイトルがいい。1-R、KO。
導入からいきなり裏街道サウンド。
ベースライン、スナップ、鍵盤。

アルファベットサウンドである。
サビ後の「すーすたっ」という声のかっこよさ、サックスのからみ。
2番で強調されるベースの音。
上級である。

ルーリードの「ワイルドサイドを歩け」にも通じる、夜のニューヨークである。
ルー氏と違うのは、彼らがR&B系というか、ルーツ系というかであるため、
ある種サウンドが骨太で、どうしても盛り上げるところを造りたくなるところであろうか。
それにしてもニューヨークの裏街を、見事に表現。成功している。

僕は全然詳しくないけど、最近のyoutubeのお陰で、
willy氏の若かりし日から晩年までいろいろ拝観出来るようになった。
ガリガリのちょび髭のかっこいい怖いおっさんから、凄味のある中年以降まで、
どこを切り取ってもやっぱりいかついおっさんである。
ジョニーサンダースとまともに付き合えるだけのことはある。
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arthur killer kane/new york doll (movie) [NYpunk]

近所の本屋がなくなるので、DVDのバーゲンをやっていた。
全品70%オフ。
ろくなものがなかったので、昔買ったターゲットのストラングラーズ
SFライヴを買おうとして、カウンターに向かったら、ありました。
な行の洋画のところに。
ピンクの字で背表紙にNEW YORK D...と目に入ったところで
2歩後戻り。引き抜くとアーサーケインが。

初めて拝観。
1時間20分足らずの映像。
その中にアーサーの人生の、最後の数十日間が詰まっている。
宗教くささはあるのはある。
モルモン教信者、となったこと、監督が同じ教団であることも大きな要素である。
「奇跡」という言葉も、また宗教的、である。

しかし、「奇跡」を「偶然」という言葉に変えて、宗教的に離れてみても、
彼の最後はあまりにも奇跡的「偶然」の集大成であり、ドラマティックである。
死を広告塔にしたてたかったんじゃないの、と思うほどに。

リハーサル、祈り、バスストップ、同僚、質屋...たった80分程に詰まっているのである。
”殺し屋”アーサーが。
アーサーは逝ってしまった。おかげで日本公演では観られなかった。
ドールズのレコーディングメンバーで唯一公演を見届けられなかった人物。
拙者は思い入れがあるので、ドキュメントとして淡々と冷静に伝える本作が
かえって泣ける。泣けるのだ。彼の30年間に、である。
アートワークもいいし、宗教的に大丈夫なら
観て損はない。全く。
というか、観るべきだ。
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Dgeneration/no way out [NYpunk]

90年代のNYCパンクロックシーンを語る上では外せない。
ラインアップは Jesse Malin (vo,ex Heart Attack), guitarists Danny Sage
( g,ex-Heart Attack), Howie Pyro(b) Michael Wildwood(d)
Richard Bacchus(g)でこの曲が入ったアルバム”D Generation”はクリサリス
より発表されている。
その93年の、発売前の2月に、the sendersのベネフィットギグで観た。
ほぼ2泊3日分の荷物で渡米し、カメラも持てない程、恐ろしく金がない当時に、
これ以上ないほど価値ある5$だった。
このギグを境にその後20世紀の間、おのぼりさんよろしくNYに通うことになる。
また、同時に、その後いろんなつながりが始まる夜となった。

彼ら、radicts、FUR,devil dogs,vacant lot...等など、そうそうたるメンバーによるギグだった。
街をうろうろしている時から、Dgenerationという名前のフライヤーが気になっていた。
私はその日までHowie のことは全く知らなかったが、シルバーのレザージャケット(コート)
を来たやたらとグッドルッキンな、ルーズな感じの伊達男がふらりと現れた。
何ものかなあ、と思っていたら、そのうちステージに上がった。

1曲目はthe clashの"jail guitars doors"だった。
ほお、とおもっていたら、その後は金髪Dannyが飛ばしまくった。
silver jacket man も完ぺきだった。Danny以外は、クールというか、
ルーズというか、そういうグルーヴで、うねっていたし、jesseのもじゃもじゃ頭も
かっくいい、と思った。
10バンド以上が出るステージで、あっという間に、数曲で終わってしまったが、
ルックス、ドライブ感、演奏のまとまり、はっちゃけぶり、ロックンロール、すべて良かった。
”creeeepers punk rock”の再燃だ、と思った。
tight black pants+creepers revenge,
Grunge-fashion is dead! 
やつらの神は死んだ、とその夜確信した。

若いバンドかと思ったら、とんでもなく先輩で驚いた。
NYのレコード+古書店「see hear」で黒ぶち眼鏡の店員に頼んでレジ下に貼って
あった彼らのハード紙のポスターをいただいた。
で、帰国後「no way out」の7インチEPを購入。
その後待望のアルバムが発売された。
クリサリスとはうまくいかなかったらしいし、サウンド面では移籍後のアルバムの方が
音質はいいが、クリサリス盤の方が、何かが産まれる予感、産まれつつある感触が
よく伝わっていて好きだ。

Howie の1977年当時の少年時代は写真集”Blank generation revisited”
の「ライターによる散髪の写真」で見ることが出来る。(初期i-carlyのフレディ位の年齢か?)
何年か後にJesseの店”niagara”でjesseにサインをもらって、素直に喜んだ。
Richard はSam yaffaとのバンドを観る機会があったり、murphy's lawとして来日時に
楽屋にお邪魔したりした。

今もあのやけっぱちに寒い夜をともにした友人はJesseの大ファンで熱心だ。
私は、「guitar maffia」に出てくる”jesus can't even find the truth”という歌詞が
とても好きで、今も口ずさんでみたりする。
もろ、ニューヨークなバンドの一つ。
好みはあるんでしょうが、私は「あ」も「う」もなく「賛成派」、である。
いつでもリユニオン歓迎。
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Johnny Thunders & the Heartbreakers#1/LAMF [NYpunk]

私は、ハートブレーカーズのファンだ。
ジョニーサンダースのファンというより、
ジョニーサンダースを含むハートブレーカーズのファンだ。

だから、LAMFをどうこういうものではない。
はじめて、中学生の時にlive at max's kansascityを聴いて以来、ずううううっと
ファンだから。
コーランが書き換えられることがないように、
そしてそれゆえムスリムたちの信仰が変えられないように、
LAMFはどうこうすることのできるものではないのだ。
音質?いやいや、本質の方が大事なんだよ。

当時買ったrevisited のピクチャー盤とか、オリジナル盤とか、CDとか、
レコードマニアではない私にしては珍しく色々持っている。
どの曲がいいという世界ではなく。別次元。好き。
音質?いやいや、本質の方が大事なんだよ。

ジョニーの墓参りは何回か行ったなあ。何回目かに、お墓の管理人の
おばちゃんにジェリーの墓も同じ墓地にあることを教えてもらって。
で、ついでにお参り。(そう、あの学校の近くの墓場だ。
フラッシング駅バス停近くの焼肉屋がうまかったことも付け加えておこう。)

ジョニー、ジェリーのプレイは日本で見た。
ジョニーもだけど、ジェリーは格好良かったなあ。
サウスポーで。いつもファッションバリバリ決めてて。
めっちゃ怖そうやけど。

ウォルターはニューヨークで見れた。
「Lures」名義だった。sendersとか、なんかと。
友人のおかげで、楽屋まで引率してもらったけど、ハートブレーカーズの
マネージャー、クラウン氏まで同席してて、興奮と、柄にもない緊張とで、ほとんど何を
しゃべったかよく思い出せない。じっと見てて、立ちっぱなしで。
楽屋ではVTRもほとんど回せてなかった。
だが、あの楽屋、階段の手前に立ってたやつのシャツの色柄まで、
目には焼き付いている。私はミーハーだ!

ビリーのプレイは見たことがない。ドールズともどもベーシストには縁がないのかなあ。

しいていうなら、一曲選ぶなら、one track mind かな、
と言いそうになったが、やっぱ、一枚まるまま、ロックンロールオペラ。
調子っぱずれな掛け声や、失敗間際のルーズなギターのタッチや、からみまで。
コンピューターでは絶対できない、
人間という愚かな生き物が生み出す偶然の産物。
の最高峰。今も大好き。
ゲ、もう30年も飽きてないんか。
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Television/Guiding Light [NYpunk]

Televisionでは、この曲かな。
なんとも、静かな、孤独な、夜な詩。
All this night running loud
I hear the whispers I hear the shouts.
というところが好き。
1番と2番の間の間奏も好き。
全体に静かなのにドラマティックなとことか。

アルバムの魅力は、ええと、
何か、ひっかかったようなギターとか、魅力的な下手な歌とか。
音数少ないぺらぺらでロウなプロダクションなのに魅力的なとことか。
あと、超大作「marquee moon」が、長さを感じさせないところが不思議だ。
長いなあ、と思ったことがついぞない。
ニューヨークパンクなんてどうでもええ、パンクちゃう、という人たちには
わからんか。

Do I again face this night?

Guiding Light, Guiding Light
Guiding thru these nights.

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