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the Mink DeVille/Venus of Avenue D [NYpunk]

willie de ville となると、選択肢は変わるんでしょうが、
ミンクデヴィルとなれば、この曲か”I broke my promise ”です。
いやいや、他にもええのはいっぱいあるんですけどね。
若干暑苦しいところはあるんやけど。
you just keep holding on 、this must be the nightなんて好きですし。
どんどん進化していく。でもその原点的この曲で。

大体、タイトルがいい。1-R、KO。
導入からいきなり裏街道サウンド。
ベースライン、スナップ、鍵盤。

アルファベットサウンドである。
サビ後の「すーすたっ」という声のかっこよさ、サックスのからみ。
2番で強調されるベースの音。
上級である。

ルーリードの「ワイルドサイドを歩け」にも通じる、夜のニューヨークである。
ルー氏と違うのは、彼らがR&B系というか、ルーツ系というかであるため、
ある種サウンドが骨太で、どうしても盛り上げるところを造りたくなるところであろうか。
それにしてもニューヨークの裏街を、見事に表現。成功している。

僕は全然詳しくないけど、最近のyoutubeのお陰で、
willy氏の若かりし日から晩年までいろいろ拝観出来るようになった。
ガリガリのちょび髭のかっこいい怖いおっさんから、凄味のある中年以降まで、
どこを切り取ってもやっぱりいかついおっさんである。
ジョニーサンダースとまともに付き合えるだけのことはある。
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