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arthur killer kane/new york doll (movie) [NYpunk]

近所の本屋がなくなるので、DVDのバーゲンをやっていた。
全品70%オフ。
ろくなものがなかったので、昔買ったターゲットのストラングラーズ
SFライヴを買おうとして、カウンターに向かったら、ありました。
な行の洋画のところに。
ピンクの字で背表紙にNEW YORK D...と目に入ったところで
2歩後戻り。引き抜くとアーサーケインが。

初めて拝観。
1時間20分足らずの映像。
その中にアーサーの人生の、最後の数十日間が詰まっている。
宗教くささはあるのはある。
モルモン教信者、となったこと、監督が同じ教団であることも大きな要素である。
「奇跡」という言葉も、また宗教的、である。

しかし、「奇跡」を「偶然」という言葉に変えて、宗教的に離れてみても、
彼の最後はあまりにも奇跡的「偶然」の集大成であり、ドラマティックである。
死を広告塔にしたてたかったんじゃないの、と思うほどに。

リハーサル、祈り、バスストップ、同僚、質屋...たった80分程に詰まっているのである。
”殺し屋”アーサーが。
アーサーは逝ってしまった。おかげで日本公演では観られなかった。
ドールズのレコーディングメンバーで唯一公演を見届けられなかった人物。
拙者は思い入れがあるので、ドキュメントとして淡々と冷静に伝える本作が
かえって泣ける。泣けるのだ。彼の30年間に、である。
アートワークもいいし、宗教的に大丈夫なら
観て損はない。全く。
というか、観るべきだ。
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