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Dgeneration/no way out [NYpunk]

90年代のNYCパンクロックシーンを語る上では外せない。
ラインアップは Jesse Malin (vo,ex Heart Attack), guitarists Danny Sage
( g,ex-Heart Attack), Howie Pyro(b) Michael Wildwood(d)
Richard Bacchus(g)でこの曲が入ったアルバム”D Generation”はクリサリス
より発表されている。
その93年の、発売前の2月に、the sendersのベネフィットギグで観た。
ほぼ2泊3日分の荷物で渡米し、カメラも持てない程、恐ろしく金がない当時に、
これ以上ないほど価値ある5$だった。
このギグを境にその後20世紀の間、おのぼりさんよろしくNYに通うことになる。
また、同時に、その後いろんなつながりが始まる夜となった。

彼ら、radicts、FUR,devil dogs,vacant lot...等など、そうそうたるメンバーによるギグだった。
街をうろうろしている時から、Dgenerationという名前のフライヤーが気になっていた。
私はその日までHowie のことは全く知らなかったが、シルバーのレザージャケット(コート)
を来たやたらとグッドルッキンな、ルーズな感じの伊達男がふらりと現れた。
何ものかなあ、と思っていたら、そのうちステージに上がった。

1曲目はthe clashの"jail guitars doors"だった。
ほお、とおもっていたら、その後は金髪Dannyが飛ばしまくった。
silver jacket man も完ぺきだった。Danny以外は、クールというか、
ルーズというか、そういうグルーヴで、うねっていたし、jesseのもじゃもじゃ頭も
かっくいい、と思った。
10バンド以上が出るステージで、あっという間に、数曲で終わってしまったが、
ルックス、ドライブ感、演奏のまとまり、はっちゃけぶり、ロックンロール、すべて良かった。
”creeeepers punk rock”の再燃だ、と思った。
tight black pants+creepers revenge,
Grunge-fashion is dead! 
やつらの神は死んだ、とその夜確信した。

若いバンドかと思ったら、とんでもなく先輩で驚いた。
NYのレコード+古書店「see hear」で黒ぶち眼鏡の店員に頼んでレジ下に貼って
あった彼らのハード紙のポスターをいただいた。
で、帰国後「no way out」の7インチEPを購入。
その後待望のアルバムが発売された。
クリサリスとはうまくいかなかったらしいし、サウンド面では移籍後のアルバムの方が
音質はいいが、クリサリス盤の方が、何かが産まれる予感、産まれつつある感触が
よく伝わっていて好きだ。

Howie の1977年当時の少年時代は写真集”Blank generation revisited”
の「ライターによる散髪の写真」で見ることが出来る。(初期i-carlyのフレディ位の年齢か?)
何年か後にJesseの店”niagara”でjesseにサインをもらって、素直に喜んだ。
Richard はSam yaffaとのバンドを観る機会があったり、murphy's lawとして来日時に
楽屋にお邪魔したりした。

今もあのやけっぱちに寒い夜をともにした友人はJesseの大ファンで熱心だ。
私は、「guitar maffia」に出てくる”jesus can't even find the truth”という歌詞が
とても好きで、今も口ずさんでみたりする。
もろ、ニューヨークなバンドの一つ。
好みはあるんでしょうが、私は「あ」も「う」もなく「賛成派」、である。
いつでもリユニオン歓迎。
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