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BLONDIE/union city blue [NYpunk]

この歌は、ブロンディで一番心に残っている歌。
曲ももちろん好きだけど、PVがとてもよい。
ハドソン川のドックで取られている。
デビーのオレンジ色のジャンプスーツ、ミラーのサングラスに映る青空、デビーの唇が印象的。
空からのショット、近くの映像、マンハッタン、空、川、とても美しい。
最後の方にでてくる夜のメンバー全員のショットも御愛嬌。

ニューヨークに行ったことがないころ、とてもこのPVが好きだったので、
20世紀末近くにマンハッタンからユニオンシティに行ってみた。

ユニオンシティは、ニューヨークの隣、アメリカ合衆国ニュージャージー州の街。
マンハッタンからそう遠くないけど、ホボケン何かと違って、結構小高い丘を登っていく感じ。
最近知ったけど、面積が小さく、人口密度が全米1で、治安は結構悪いらしい。

ハドソン川のドックが映像で使われていたけれど、バスに乗っていると
NJ側から見るマンハッタンのハドソン側を眺めながらの乗車となる。汚くも美しい。
途中、岸壁みたいなとこに左某、右ユニオンシティみたいな手書きの落書きみたいな標識
があり、右折。坂を上る。とりあえず、目抜き通りっぽいところで降りてみた。
バスの運ちゃんに街の中心近くを聞いておりたような気がする。
ガソリンスタンドの前。
それほど高いビルはなく、坂の上の郊外。
低層のお店が立ち並ぶ。典型的なアメリカの「商店街」。
京都で言うと千本今出川位の感じ。
特に何にもなく、ぶら、ぶら、ぶら。観光ガイドにも載ってないので、ぶら、ぶら、ぶら。
結構歩いてみたけど、まさに、「Oh, oh, what are we gonna do?」。

疲れたので、いつものようにビールを飲んで、見晴らしのいい公園で一服。
ヴィレッジヴォイスかなにか読みながら、今日どこで飲むか、相談。
別にすることなく、また、ぶら、ぶら、ぶら。

退屈になったので、西に傾いたお陽さんを眺めながらまたバスへ。
昼酒がたたり、眠気満載で乗車。
西日さすマンハッタンを横目に坂を下る。

半日、特に何もなし。確か、ユニオンシティ、と書いた絵葉書を買ったはずだが、
どこにあるかは不明。
旅先で、無駄な半日を過ごしたようだけど、いいんだ。
「ユニオンシティブルーのユニオンシティに行った」んだから。

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