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the 4skins/ 1984 [UK]

キラーチューン。スキネッズ系ではピカイチ。
キーボードの導入から、ドタン、といきなりドアが蹴破られる。
おろし金のような目の粗いギター音が飛び込む。
シンプルそのものに見えて、ドラムのオカズやら、ギターの被せ方は
かなりかっこよくまとまっている。相当かっこいい。
計算したのか、してないのか。
センスがいいのは間違いない。
What are we gonna get
What are we gonna get
What are we gonna get in 1984

83~84年に、1984年に何か起こるのか?と思っていた。
小説にも、CRASSにも象徴されていた年。
何にも起こらなかった。しょうもな、と思った。
CRASSも別に何もしなかったのでCRASSから離れた。

まだ若者たちに,やる事も手に入れられるものも見つかっていなかった。
あるいは、もう失ってしまっていたのか。
イギーの「1969」の歌詞の通り。
1年間やることもなく、年を重ねただけだった。

あれから30年。手に入れるどころか、奪われることの方が多い。
奇しくもまたまた大予言の年が近い。
あの頃の英国の時代の影が、今私たちに問いかけるのである。
What are we gonna get in 2012?

タグ:the 4skins 1984
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