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Iggy Pop#1/1969

the stooges
今年は何にもすることなく、一つ歳を取るだけ、という無力感。
最近、実際にヒリヒリそういうことを感じる。

何もしなかったどころか、悪くなってんじゃないか、という虚無感。
別に悪いことをしていないのに、状況は悪くなる一方だから感じる罪悪感。

私だけが感じていることではないはずだ。
社会全体がこの曲が語る虚無感に包まれている。
産業は発展し、数字は成長し、宇宙船も飛ぶが、自分には関係ない。

私が3歳の時に、イギーは同じことを感じ、恐ろしい予言を吐き出したのだ。
大人になって、突き刺さる。

2011。42年たっても変わることはない。
なぜか?
結局、今年も「何にもすることなく、一つ歳を取るだけ」だから。
それを人間が続けているから。
あるいは、人間の本質は、それだけのもので、まわりのものが変わるだけ、
ということなのか。

来年もこの歌の歌詞は生き続ける。
人間が進化する時が、この歌が死ぬ時なのかもしれない。
だから、ずっと死なない。
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