SSブログ

7seconds/walk together ,rock together

私は全くストレートエッジではない。
タバコはやめたが、今も未だに酒を飲む。
”Skins, Brains and Guts” EPの発売当時(’82頃)、初めて聴いた頃は、
そのような言葉はまだ輸入されていなかった(知らなかった)。
だから、長きにわたり、そのような認識をしていなかった。

若造らしく、詰め詰めに時代を追いかけて聴いた分ハードコアは
割と早く一旦離れてしまい、永らくレゲエ方面に行っていたので、
関わりも薄く、内容が随分ポジティヴだ、と(特にこの曲)思っていたけど、
やっぱりアメリカンハードコア、だったのだ。
SxEの真の意味を知ったのはyouth of todayの頃で、
minor threatも普通にハードコアだと思っていた。

90年代前半頃に、彼らのショウを観られた。コンチネンタル(ny)だった。
入口にたむろしている連中のなかで、長ーいドレッドロックの白人が親切にして
くれた。彼はドラムだった。
便所の前でニット帽を被り、深刻な顔をして一点を見つめていたのがケヴィンだった。
その当時は3ピースだった。

前座はバウンシング・ソウルズ。名前は知っていたが、中途半端な、
スカとも、Oi!ともつかない曲を散々聴かされた。しょうもなかった。
完全に名前倒れだった。その後成長したらしいが、その時の経験が
全きトラウマとなり聴くことはない。あんまり強そうでないとりまきらしき
スキンヘッズファッションの若者が、ぺらぺらと舞っていたが・・・。

まあ、本編、7seconds はすごかった。
最初は最前列がとにかくめちゃめちゃで、「若造どもめ、好きにするがいい。
年よりは近づくまい」とステージ近くの壁際で見てたけど、段々興奮してきて
”うぉりゃ~”と突入してしまった。うーんと、洗濯物を詰め込みすぎた洗濯機
みたいな状態だった。
ジミー、という名の、背中に羽根のはえた、南アジア系の男の暴れっぷりは
ものすごくて、ぼこぼこいろんなこと始めてるし、ケヴィンが名指しで
”ジミー、ジミー落ち着け”と何度もステージからいさめていたのを覚えている。

”99”も”if the kids are united”もあり、大盛り上がりだったが、
当然に最高に盛り上がったのは”walk together ,rock together”
である。ころころ、ころころ、頭の上を誰かが転がっていく夜。
私はともにロックしたのであった。
そして、宿に帰るために、友人とともに歩いたのであった。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

Friction/a-gasthe stranglers/(get .. ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。