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the Pogues/Fairytale of new york

去年、ピーターバラカン氏の講演を聴きに行ったときに、サインして
もらった本「rock between the lines」に収録されていたので、
本を再読、再聴したシリーズ#2。それで生き返った名曲。

ポーグス自体は、別にそんなに好きじゃない。
アイリッシュ「過ぎる」とことか。
だから、あんまり知らない。
好きな人はそこが好きなんだろうけど。

でも、この曲は傑出。
だらしない男の歌詞に、自分の人生を思う。おお、切ない。

移民、男と女、古ぼけた夢、ブロードウェイ、そして、ああ、情けない男。
ふるくさい時代がかった題材ばかりだけど、アイリッシュの板きれで
つぎはぎにすると、そこにリアリティやアイリッシュ移民のアイデンティティが
伝わってくる。
男の情けなさを、女性シンガー、カースティの声が際立たせる。
さびの「NYPDの合唱隊が歌いあげる...」くだりが、いかにも悪徳のジャングル
の寒い、せつないクリスマスの風景を詠いあげる。...ああ感動。
泣けるなあ、この曲。いい歌。
演歌の部類と言ったら怒られるかな。

イギーの「キャンディ」とともに、デユエットの最高峰の一曲。
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